奈良県桜井市で、自然農法やってます

三輪そうめん"で有名な奈良県桜井市は、日本最古の道”山の辺の道”や大小の古墳、古社寺の多い所です。

ここ桜井市、三輪山の梺で1992年より自然農法を始めました。

3年後に、勤めていたデザイン事務所を辞め、桜井市内に移り住み本格的に自然農法に取り組むようになりました。

具体的にいうと、無農薬・無肥料で不耕起・草生栽培です。一切の農薬、除草剤や化学肥料を用いず、

土を耕さず、草と小動物との共存共栄の農業です。
つまり、土を汚さない、水を汚さない、自然を壊さない、健康な食べ物をつくる、地球に優しい農業。

だから、うちの畑を見に来た人は「どこに何が植えてあるかわからない」と言われます。
初めの頃は、周りの農家のおじさんから「あんたの畑から病気や虫が飛んできたら困る」 と言われましたが、

実際にはそんなことは1度も無く、今ではとても仲良くなりました。

草の中に蒔いた1粒の種から芽が出たことに感動し、成長していく様子を見ていると

「なんて自然は神秘的で強いのだろう」と言うことを感じさせられます。

人間の小さな知恵を超えた偉大さ、厳しさを感じます。
こういう農業を初めてから、日常の慌ただしさから離れ、本来の人間性を取り戻し、生きがいが生まれてきました。

更新情報・お知らせ

2013/01/09
ホームページリニューアル