自然農法って?

自然農法とは?

  • 一切の農薬、肥料、除草剤等を使わないこと
  • なるべく耕さず、雑草を敵としないこと
  • 雑草や小動物との共存共栄をはかること

自然農法とは、地球に優しい農業、土を汚さない、水を汚さない、
自然を壊さない、本当に健康な食べ物をつくる農法です

@ 誰が、自然農法を考え出したの?
岡田茂吉氏(1882-1955)と福岡正信氏(1913-)の両氏により提唱されました。
A 有機栽培(JAS)や一般的な無農薬栽培と何が違うの?
JAS有機栽培(※)や無農薬栽培は「農薬を使わない」という意味合いがあるのに対し、自然農法は「農薬を必要としない」ことに特徴があります。
(※「有機栽培(JAS)」では30数種類の農薬の使用が認められている。)
B 気持ち(志)から入るのが、自然農法。マニュアルがないのが自然農法。
“自然”に学べ!が基本。
C それでも、やっぱり具体的にどうすればいいのだろう?
【無肥料】「無施肥・無肥料」と「無栄養」とは違う。
自然農法は無肥料で栽培することです。
しかし、無肥料と無栄養とは違います。

自然界では、化学肥料や鶏糞といった硝酸態の窒素はほとんどなく、自ら
が落とした葉っぱや枯れ草が微生物に分解され、植物の栄養源として土
に返ってゆきます。
「化学肥料」や「(有機質であっても)鶏糞」「腐った有機物」といったものには
硝酸態窒素が多く含まれます。自然農法では、それらを使用しません。
硝酸態窒素やアンモニア態窒素を吸収することが病虫害の原因につな
がります
●最終的には、作物収穫後に生えてきた草を土に戻すだけで、次の作物
が育つようになります。

【無農薬】農薬を使わずに虫食いにならないの?。
自然農法では、微生物の働きで安全な形の窒素を他のミネラル類とともに
バランスよく植物に吸収させます。
よって、健全に育つため農薬を使う必要がなくなります。
●「自然農法」と言う言葉を聞かれたことはありますか?少し前までは、マニアックな農法だと考えられていましたが、メカニズムも解き明かされつつあり、一般的にも認知され始めています。
岡田茂吉氏は宗教家として、福岡正信氏は農業技術者として各々自然農法というものを考え出されましたが、どちらともに言えるのは「自然」というものを規範としているところです。
JAS有機栽培(※)や無農薬栽培は「農薬を使わない」という意味合いがあるのに対し、自然農法は「農薬を必要としない」ことに特徴があります。(※「有機栽培(JAS)」では30数種類の農薬の使用が認められている。)
硝酸態窒素やアンモニア態窒素を吸収することが病虫害の原因につな
がります。
●最終的には、作物収穫後に生えてきた草を土に戻すだけで、次の作物
が育つようになります。
自然農法では、微生物の働きで安全な形の窒素を他のミネラル類とともに
バランスよく植物に吸収させます。
自然農法には、マニュアルがありません。岡田茂吉氏も福岡正信氏も暗示的な言葉しか残しておらず、具体的な方法は示しておられません。自然を観察し、自然の摂理を会得することが自然農法の基本だと思います。
ですので、気候や土質など自然の様々な要因によって栽培方法も変えてゆくことになり教わったからといって一朝一夕に成果の現れるものではありません。
よって、「自然農法」とは「栽培方法」と考えるより、「環境に負荷を掛けたくない。」「本来のものを栽培したい。」という「志」に近いものだと思っています。
自然界では、化学肥料や鶏糞といった硝酸態の窒素はほとんどなく、自ら
が落とした葉っぱや枯れ草が微生物に分解され、植物の栄養源として土
に返ってゆきます。
「化学肥料」や「(有機質であっても)鶏糞」「腐った有機物」といったものには
硝酸態窒素が多く含まれます。自然農法では、それらを使用しません。
【不耕起】ほんとに「不耕起栽培」なんて出来るの?
当農園では、臨機応変に不耕起栽培を取り入れております。
百聞は一見にしかず。先ずは、畑にお越しください。
いろいろ作るから自然農法。作物によっては、農薬など必要のないものもあります。自然は、多種多様です。
【草生栽培】草っておもしろい!(雑草などと言わないで!)
草の根をじっくり見られたことがありますか?
真直ぐな根・もじゃもじゃの根・横にどんどん伸びてゆく根・・・
それぞれに役割があります。
草は、自然を豊かにするために順番に現れては消えてゆきます。
それぞれの草の特徴を活かすことで、土が豊かに育ってゆきます。
【育土(土作り)】土は、どんどん表情が変わる。おもしれえ〜!
上記の手法を上手に組み合わせて栽培をしていると土の表情がどんど
ん変わってゆきます。
作物によっては不耕起栽培で作ると非常に元気に育つものもたくさんあり
ます。
自然農法の畑は、作り易い作物も作り難い作物もすべてが共存しながら
育っています。
重くて、養分も少なく、締まりやすく、排水性・保水性に乏しい・・・

と三重苦を絵に描いたような土です。
とにかく草もよく育つのですが、作物と共存し、繁茂しすぎても楽に抜くことが出来ます。